まずは、十分にインフォームド・コンセントをやってもらうことだ。
創薬ボランティアに治験の意義と大変さを事前によく理解してもらうことで、途中での中止は少なくなる。
コンプライアンスも良くなるだろう。
次に、クライテリアを余裕で満たしている創薬ボランティアに治験に参加してもらうよう、治験責任医師や治験分担医師、CRCにお願いする。
合併症や既往歴、除外基準でギリギリという方に治験に参加して頂くと、途中で合併症が悪化したり、血圧が高くなったり、肝機能障害が出たりで、中止せざるを得ない場合がある。
難しいが、このあたりも考えて、創薬ボランティアを集めて頂くようお願いする必要がある。
また、これらのこと意外にも、それぞれの治験特有の中止例が多い場合も有るだろう。
そんなときに、どうして多いのか? どうやったら、少なくできるか? という問題意識を持ってくれると嬉しい。
★スーパーモニターの条件(その2)=問題意識を持っている。